歯の痛みが激しい時の自宅での緩和方法
2023年12月14日
目次
◯歯の痛みの原因
◆虫歯や歯周病が引き起こす歯の痛み
◆歯の痛みは全身の病気やストレス原因
◆痛みの症状によって原因を判断
◯自宅でできる歯の痛みの緩和方法
◆痛みを軽減するための塗り薬や飲み薬
◆歯周病などの病気を改善するための歯磨きやうがいの方法
◆緊急の場合に役立つ応急処置の方法
◯専門家の治療を受ける必要性
◆痛みの原因が病気である場合には歯科医師の診断が必要である理由
◆歯科医師による治療が必要となる痛みの症状
◆自己判断で治療を行うことが危険な理由
◯まとめ
◯歯の痛みの原因について
◆虫歯や歯周病が引き起こす歯の痛み
虫歯は、虫歯菌により歯が溶けてしまう病気です。歯の表面の汚れを栄養として虫歯菌は酸を作り出し、歯を溶かしていきます。
虫歯は進行をもとに分類されます。
初期虫歯
いわゆる虫歯になりかけの状態です。歯の表面の透明感がなくなったり溝が黒くなり始めた状態です。またエナメル質と呼ばれる歯の表層にのみ虫歯があり、まだ治療が必要ではない状態です。
中等度の虫歯
歯の表面のエナメル質に限局せず、その下にあり歯の内部の象牙質と呼ばれるところまで虫歯が広がり、治療が必要な状態です。
冷たいものや甘いものがしみたり、咬むと違和感のような痛みを感じます。
大きさと場所により、虫歯をとって白い詰め物で補うケースと型どりを行い保険だと銀歯で補うケースがあります。
大きな虫歯
虫歯が象牙質の中にある歯の神経にまで及んだ状態です。進行していくと歯がずきずきするといった激痛を伴うことが多いです。神経の治療が必要になります。
残根
虫歯で歯の大部分が溶けてなくなってしまい、根っこの部分だけしか残っていない状態です。歯の神経も死んだ状態になってしまい、悪化しすぎたことにより痛みを感じなくなります。治療としては歯を抜かなくてはならないことがほとんどです。
歯周病
歯周病とは、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患です。
歯周病菌のだす毒素で歯の周りの歯ぐきが炎症を起こして赤く腫れたり、歯を支える骨が溶けてしまう病気です。進行すると歯がぐらぐらして抜け落ちてしまいます。痛みがほとんどなく、気付かないうちに進行していきます。進行していくと咬んだ時に違和感のような痛み、冷たいものがしみる、歯茎が腫れて違和感があったり痛みを感じるといった症状がみられます。
◆歯の痛みは全身の病気やストレス原因
まずはお口の中に痛みを感じる可能性がある全身の病気を説明します。
口腔癌では、時に歯の痛みを感じることがあります。
狭心症では胸の痛みと共に心臓のある左側の下顎や歯に痛みを感じることがあります。
また病気ではありませんが、女性では思春期、月経時、妊娠時等に女性ホルモンのバランスが変化する影響で一時的に歯肉が腫れることがあります。腫れがひどい場合は痛みを感じることがあります。
水疱瘡、いわゆる水痘では発熱とともに全身に水ぶくれが発生します。お口の中にも水ぶくれが出来て痛むことがあります。
風邪をひいた時も歯の痛みを感じることがあります。健康な時は歯の痛みなどなくても、風邪をひいた時に歯の痛みが生じることがあります。これは風邪によって免疫力が低下し、細菌の活動が活性化されるためです。
次にストレスによる歯の痛みについて説明します。
精神的ストレス、肩こり、頭痛などからも歯の痛みが引き起こされることがあります。歯ぎしりや食いしばりといった悪習癖はストレスが原因ともいわれています。歯ぎしりや食いしばりによりお口の周りの筋肉に過剰な負担がかかること、歯の特定のところにのみ負荷がかかることで歯の痛みを感じることがあります。
◆痛みの症状によって原因を判断する方法についての説明
歯の痛みにはいくつか種類があります。
冷たいものがしみる場合、知覚過敏や虫歯の可能性があります。
何もしなくても歯がずきずき痛い場合、虫歯や食いしばりなどによる歯根膜炎、歯茎の強い炎症の可能性があります。
違和感のような痛みの場合、虫歯や食いしばりなどによる軽度の歯根膜炎、歯茎の軽度の炎症の可能性があります。
しかし、お口の中は自分ではしっかり確認しにくい場所のため、素人が自己判断をするのはとても危険です。歯医者さんへ行きましょう。
◯自宅でできる歯の痛みの緩和方法
◆痛みを軽減するための塗り薬や飲み薬についての解説
虫歯の状況によっては夜に痛みが強くなることもあり、痛みが強くて眠れないということもあります。痛みが強い場合は市販の痛みどめのお薬を服用し、すみやかに歯医者さんへ行きましょう。
また歯茎が腫れて痛みを感じる場合には歯槽膿漏の塗り薬を塗ってもかまいません。しかし、たとえそれで痛みが落ち着いたとしても歯医者さんへ必ず行きましょう。
◆歯周病などの病気を改善するための歯磨きやうがいの方法についての説明
汚れをしっかり1度落としても1日3回ごはんを食べるので、毎日しっかりと歯を磨いてきれいにする必要があります。歯と歯茎の境目まできちんと歯ブラシで汚れをしっかりと除去しましょう。歯ブラシはきちんとした方法を身につけることで磨き残しが起きにくくなり、歯周病予防につながります。
また昼休みなど歯磨きをする時間がない場合、うがいだけでもするようにしましょう。うがいにより、細かい汚れは残りますが、大きな汚れはとれます。その際にはお口の中のすみずみまで、歯と唇の間にまで行き渡らせるようにうがいをしましょう。
◆緊急の場合に役立つ応急処置の方法についての説明
歯が痛いけれどどうしても歯医者さんへ行けないという時もあると思います。
その場合、痛みの原因になることは避けましょう。例えば、何もしなくても歯の痛みがあり、お風呂に入ったり寝ようとする夜になると痛みが特に増す場合には長湯をせずシャワー程度ですますようにしましょう。冷たいものがしみるようなら冷たいものは避けましょう。
また応急的に市販の薬を使ってもいいと思います。しかし、薬で痛みが落ち着いたとしても必ず歯医者さんへ行きましょう。
◯専門家の治療を受ける必要性について
◆痛みの原因が病気である場合には歯科医師の診断が必要である理由についての説明
お口の中の病気の判断はとても難しいです。また日々の生活のなかでそういうものだと思ってしまうことも多いのです。
例えば、お風呂で体をスポンジで洗っていて出血があったらおかしいと思いますよね。ですが、毎日歯ブラシをして出血がある方の場合はそれが当たり前、普通のことだと思っていることも多いのです。しかし、歯茎からの出血は歯周病の可能性が高いです。
また虫歯や歯周病、歯根膜炎などレントゲンをとらないとしっかり診断ができないこともあります。また虫歯などはひどくなりすぎると一時的に痛みが感じられなくなることがあります。そのため治ったと思う方も多いようですが、お口の中の病気は自然に治ることはほぼありません。
必ず歯医者さんへ行きましょう。
◆歯科医師による治療が必要となる痛みの症状についての説明
何もしなくても歯がずきずき痛い、夜になると痛いという場合は歯の神経の処置が必要となる可能性が高いです。
咬むと痛いといった場合には歯周病の治療、虫歯の治療、歯根膜炎の治療が必要になる可能性があります。
冷たいものがしみるといった場合には虫歯の治療、知覚過敏への処置、歯周病の治療が必要となる可能性があります。
違和感のような痛みを感じる場合には歯周病の治療となる可能性があります。
◆自己判断で治療を行うことが危険な理由についての説明
虫歯などはひどくなりすぎると一時的に痛みが感じられなくなることがあります。また歯周病でも歯ブラシをすることで一時的に痛みが軽減します。
そのため治ったと思う方も多いようですが、お口の中の病気が自然に治ることはほぼありません。そのまま放っておくと歯を抜かなくてはいけなくなる可能性もあります。
必ず歯医者さんへ行きましょう。
◯まとめ
お口の中の痛みはたとえ小さなものでも異常なことです。そういうものだと慣れたりせず、歯医者さんへ行くようにしましょう。

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