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人間だけが歯みがきするのはなぜ?歯みがきの本当の意味

2026年1月21日

◯はじめに

毎日当たり前のようにしている歯みがき。でも、「そもそもなぜ歯を磨くの?」と考えたことはありますか?
むし歯や歯周病を防ぐために大切なことは分かっていても、実は歯みがきの目的や正しいやり方を知らない人も多いかもしれません。

さらに「歯みがきをするのは人間だけ?」と疑問に思ったことはありませんか?実は、動物たちは人間のように歯を磨かなくても、虫歯になりにくい理由があるのです。

この記事では、歯みがきの目的・動物と人間の違い・正しい歯みがきの方法について詳しく解説します!
あなたの毎日の歯みがきをより効果的にするヒントが見つかるかもしれませんよ。

◯目次

◯歯みがきの目的とは?
 ◆歯周病を防ぐ
 ◆むし歯を予防する
 ◆口臭を防ぐ
 ◆全身の健康を守る
◯動物と人間の歯みがきの違い—なぜ動物は歯みがきをしなくても大丈夫なの?
 ◆食生活の違い
 ◆歯の特性の違い
 ◆動物は歯が悪くなれば生きられない
◯正しい歯みがきの方法と理想の頻度・時間
 ◆むし歯予防のための正しい歯みがきとは?
 ◆歯周病予防のための正しい歯みがきとは?
◯正しい歯みがきのための道具選び
 ◆歯ブラシの選び方
 ◆デンタルフロス・歯間ブラシ
◯まとめ

◯歯みがきの目的とは?

毎日欠かせない歯みがきですが、具体的にどんな目的があるのでしょうか?
実は、単に「歯をキレイにする」だけでなく、むし歯・歯周病予防や、全身の健康維持にも関わる重要な習慣なのです。
以下に目的を一つずつ挙げていきます。

◆歯周病を防ぐ

歯みがきの一番の目的は、むし歯の原因となる汚れ(プラーク)を取り除くことです。
歯ぐきの近くにたまるプラークを放置すると、プラークは細菌の塊であり、それに抵抗しようとすることで歯ぐきに炎症が起こり、歯周病の原因になります。

歯周病は進行すると歯を支える骨が溶けてしまい、最悪の場合、歯が抜けてしまうことも。
歯ぐきの健康を守るためにも、毎日の歯みがきが大切です。

◆むし歯を予防する

プラークには細菌が多く含まれており、これが糖を分解して酸を作り出し、歯を溶かしてしまいます。これがむし歯の始まりです。
しっかり歯みがきをすることで、むし歯のリスクを減らすことができます。

◆口臭を防ぐ

口臭の原因の一つとして、口の中に残った食べかすや、細菌が作り出す臭いがあります。
特に舌の汚れ(舌苔)や、歯ぐきの炎症によるニオイは気づきにくいもの。

歯みがきと合わせて、舌のケアやフロス・歯間ブラシを使い、汚れを徹底的に取ることで、口臭予防ができます。

◆全身の健康を守る

近年、歯周病が糖尿病や心血管疾患、認知症、早産など、全身の健康に影響を与える可能性があることが分かってきました。
口の中の細菌による炎症物質が血流を通じて全身に広がると、さまざまな病気のリスクが高まることがあるのです。

歯みがきを習慣化することで、口だけでなく全身の健康を守ることにもつながります。

◯動物と人間の歯みがきの違い—なぜ動物は歯みがきをしなくても大丈夫なの?

私たち人間は毎日歯みがきをしないと、むし歯や歯周病になってしまいます。
しかし、野生の動物たちは歯みがきをしなくても、特に問題なく生活していますよね。

この違いは、一体どこにあるのでしょうか?

◆食生活の違い

野生の動物は、生肉・草・木の実など、自然のままの食べ物を食べています。
これらの食べ物はねばねばした物質を作り出す糖分が少なく、繊維質が多く含まれます。

そのため汚れも付きづらく、噛むことで歯の表面が自然にきれいになるため、むし歯のリスクが低くなります。

一方、人間はパン・ご飯・お菓子・ジュースなど、糖分が多く、歯にくっつきやすい食品を好んで食べます。
これがむし歯菌のエサとなり、歯にくっつくねばねばした物質と歯を溶かす酸を作り出して、むし歯や歯周病のリスクを高めるのです。

◆歯の特性の違い

草食動物は一生伸び続ける歯を持っていたり、肉食動物は何度も生え変わる歯を持っていたりするものもいます。

一方、人間は大人の歯である永久歯が生えたら、それを一生使い続ける必要があります。
そのため、歯みがきをしないとむし歯や歯周病で歯を失うことがあり、失えば代わりの歯は生えてきません。
そのため歯を大切に使う必要があります。

◆動物は歯が悪くなれば生きられない

実は、野生動物も歯が折れたり、炎症が起きたりすることがあります。
ただし、野生では歯が悪くなると、餌が食べられずに命に関わることが多いため、むし歯や歯周病になる個体は自然淘汰されてしまいます。

また、ペットの犬や猫は、その食生活により人間と同じように歯周病になりやすいため、歯みがきが推奨されています。

◯正しい歯みがきの方法と理想の頻度・時間

「毎日歯みがきしているのに、むし歯や歯周病になってしまう…」そんな経験はありませんか?
実は、ただ磨くだけではなく、正しい方法で磨くことが大切です!

◆むし歯予防のための正しい歯みがきとは?

むし歯予防の効果を高めるために、フッ化物を最大限に活用する歯みがき方法である「イエテボリ法」を紹介します。
イエテボリ法は、スウェーデンのイエテボリ大学で推奨されている「フッ化物が口の中に長く留まるようにすること」が特徴の歯みがき方法です。

▶︎イエテボリ法のやり方

①フッ化物入り歯みがき粉をたっぷり使う
・歯みがき粉の量は2cm程度(大人の場合)
・フッ化物濃度は6歳以上は1450ppmが推奨されます。

②2分間しっかり磨く
・歯全体にフッ化物を行き渡らせるように、2分間ていねいにブラッシング。
・磨くときに唾液が出ても、吐き出さずにそのまま磨き続ける。

③すすぎは最小限に
・歯みがき後は、歯みがき粉を吐き出すだけにする。
・うがいをしたければ1回だけ、少量の水(5〜10ml)で行う。(ペットボトルのキャップ1杯分程度)
・強く何度もうがいをすると、フッ化物が流れてしまうのでNG。

④歯みがき後2時間は飲食しない
・口の中のフッ化物の濃度を高く保つため、歯みがき後2時間は飲食を控えるのが理想的。
・特に寝る前の歯みがきでは、このルールをしっかり守ると効果がアップします。

歯周病予防のための正しい歯みがきとは?

歯周病予防のためには個人のリスクに合わせた頻度と歯みがき時間でみがきましょう。
歯周病は炎症なので、身体の調子が悪い時はいつも以上にしっかり汚れを落とさないと炎症が起きてしまうこともあり、これだけみがけていれば大丈夫というのがその時ごとに変動します。

ご自身の歯ぐきの状態をチェックしながら、炎症が起きない程度の頻度と時間で歯みがきをしましょう。
ただし、「時間や頻度」よりも「磨けているか」が重要です。
どんなに長く磨いても、汚れが残っていたら意味がありません!

◯正しい歯みがきのための道具選び

正しい歯みがきのために、ご自身に合った道具を選ぶことも大切です。

歯ブラシの選び方

歯ブラシに力の入ってしまう人はやわらかい毛、力の入らない方は硬い毛、たいていの方は普通の毛がよいでしょう。
届きにくい狭い部分のある方は、歯ブラシのヘッドが小さいものを選ぶと、細かい部分までみがきやすいです。

電動歯ブラシは毛先がしっかり当てられる人にとっては良い道具になります。

デンタルフロス・歯間ブラシ

歯ブラシだけでは約6割しか汚れが取れないため、フロスや歯間ブラシを使うとより効果的です。
歯と歯の間のサイズに合わせたものを選びましょう。

◯まとめ

正しい歯みがきを習慣化して、むし歯や歯周病を防ぎましょう!
さらに、歯みがきは「むし歯・歯周病の予防」だけでなく、「口臭対策」「全身の健康維持」といった大切な役割があります。

正しい歯みがきを習慣化することで、一生健康な歯を守ることができます。

動物が歯みがきをしなくてよいのはうらやましいですが、おいしいものを食べたいのなら毎日のケアをしっかり続けて、大切な歯を守りましょう!
人間は食生活や生活環境の影響で、歯を守るために歯みがきが欠かせないのです!
自分に合った歯みがき方法はぜひ歯医者で相談してくださいね。

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