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朝起きの口腔ケア、朝の口腔状態、対応方法

2024年5月13日

皆さんは朝起きた瞬間、口の中の状態をどのように感じていますか?

ほとんどの方は粘っこいとか、気持ち悪い、と感じることが多いと思います。
実はその症状は単に一日の始まりというだけでなく、体調や健康状態や生活習慣についての重要なサインでもあります。

そこで今回は、朝起きた時の口の状態について詳しくお伝えしたいと思います。

 

目次

◯口の乾燥

◯歯垢が溜まりやすい

◯朝一にすべきはやはり歯磨き

◯舌苔と落とし方

◯口内炎の可能性も

◯朝一番に水分を取る重要性
 ◆朝水分を取る理由
 ◆歯茎のマッサージ
 ◆歯間ブラシとフロス
 ◆うがい

◯まとめ

◯口の乾燥

まず、朝起きた時の口の中は乾燥しています。一晩中、口を閉じているために唾液の分泌が少なくなり、口の中が乾燥してしまうのです。

この状態は口臭の原因となることがありますが、この状態を改善するために、就寝前と朝起きた時に十分な水分を摂取するようにしましょう。

また、朝起きた後、歯磨きをした後は口の中を清潔に保つことができ、口臭を予防することができます。

◯歯垢が溜まりやすい

また、朝起きた時の口の中にはデンタルプラーク、いわゆる歯垢がたまっています。歯垢とは、歯の表面にたまった細菌や食べかすなどが固まってできるオレンジ色や黄色い膜状の汚れのことです。この歯垢がたまることでむし歯や歯周病の原因となることがあります。

◯朝一にすべきはやはり歯磨き

一晩中寝ている間に口の中で細菌が繁殖し、口臭や不快感を引き起こします。そこで朝起きたときの第一のやることは歯磨きをすることをお勧めします。

歯ブラシは硬すぎないものを選び、1~3か月に1度程度の頻度で交換するようにすると毛のへたりも少なく良いでしょう。

歯ブラシの硬いタイプは、そもそも少ない労力で磨いた感触が豪快なため達成感や爽快感を味わいやすいというメリットで販売されています。しかし歯そのものや歯茎へのダメージなどデメリットも強いため、通常は万人にお勧めしません。

また、朝起きて歯磨きをする際には鏡も一緒に使いましょう。もし定期的に歯科医院に言って相談できていれば、磨き方で偏っている部分など個人の癖を見直しながら磨くことができます。

◯舌苔と落とし方

朝起きた時の口の中には舌苔と呼ばれる汚れがたまっています。舌苔とは、舌の表面にたまった細菌や食べかすなどが固まってできる角質を含んだ白い膜のことです。

この舌苔がたまることで口臭の原因となることがありますが、歯磨きをする際に、舌ブラシを使うことで舌苔を取り除くようにしましょう。これによって口の中を清潔に保ち、口臭を防ぐことができます。注意点としては、白く残った苔を100%取り除く必要はありません。舌を傷つけて味覚を感じにくくしてしまう恐れがあるので、うっすら残る程度で構いません。舌ブラシは安価で手に入るので、とにかく定期的に落としておきましょう。

◯口内炎の可能性も

朝起きた時の口の中は時に、口内炎ができていることがあります。口内炎はストレスや体調の乱れ、食生活の乱れなどさまざまな要因で引き起こされることがあります。

口内炎ができた際には、辛い食べ物や刺激物を避けるようにし、口腔ケアを丁寧に行うことで早めに改善されることがあります。

その他のできものや、歯が痛い、歯石などでざらざらした感じがするなど、体のサインを見逃さないためにも鏡は一緒に使うようにしましょう。もちろん、歯ブラシが当たっているかなどの確認も忘れずに行いましょう。

◯朝一番に水分を取る重要性

朝水分を取る理由

では、朝起きて歯磨き、そして口腔内のチェックが終わったら、同時に他に何かすることはあるのでしょうか?これに関してまずは、朝起きたら水を飲むことが重要です。

夜間は唾液の分泌量が減少し、口の中が乾燥しがちです。そのため、起床後にすぐに水を飲むことで口の中を潤し、細菌の繁殖を抑えることができます。また、水を飲むことで体内の新陳代謝が促進され、代謝産物を排泄することができます。

夜磨いても寝ている間は、唾液の分泌量が減ることで細菌が増殖します。夜歯磨きをして前日の食事の汚れを落とすだけでなく、その歯みがき後から朝までの蓄積した汚れも落とす意味合いも含まれます。

歯茎のマッサージ

なお歯磨きの際には、歯の表面だけでなく、歯ブラシを使って歯茎のマッサージも行うことが大切です。歯茎のマッサージは、専用商品のほかに、とにかく毛先が軟らかい歯ブラシを選びましょう。歯磨き粉は必要ないので、強くない力で歯茎にもブラシを当ててあげましょう。普段の硬めや普通タイプの歯ブラシなどでそのままやってしまうと、簡単に歯茎が必要以上に削れてしまいますので、そこは注意しておきましょう。

歯間ブラシとフロス

朝は時間も無いという方も多いでしょうが、歯磨き後にはフロスや歯間ブラシを使用して、歯と歯の間の歯垢や食べカスを取り除くこともおすすめです。歯間ブラシを使用することで、歯ブラシだけでは届きにくい部分の掃除ができ、歯の隙間から起こる虫歯や歯周病の予防につながります。また、歯磨き粉にフッ素を含むものを使うことで、虫歯の予防にもつながります。

うがい

歯磨きや歯間ケアが終わったら、口をすすいでから軽く薬物うがいをすることで、口の中の残り汚れをより多く取り除くことができます。うがいの際には、殺菌作用のあるうがい薬を使用することで、口の中の細菌の繁殖を抑えることができます。朝の口腔ケアが終わったら、朝食を摂る前には再度水を飲むことで口の中を潤すことが大切です。

これらの朝の口腔内の状態のチェックと朝の口腔ケアを行うことで、口の中の清潔さを保ち、口臭や虫歯、歯周病などのリスクを低減することができます。また、清潔な口の中は食事を楽しむためにも重要であり、健康な体を維持するためにも欠かせない要素です。

◯まとめ

朝の口腔ケアを行う際には、以下のポイントに気をつけると効果的です。

①歯ブラシを選ぶ:歯ブラシは硬すぎないものを選び、1~3か月に1度程度の頻度で交換するようにすると毛のへたりも少なく良いでしょう。

②歯磨き粉の選び方:様々な薬用成分が含まれている歯磨き粉ですが、フッ素を含む歯磨き粉を選ぶことで、むし歯予防効果を高めることができます。

③歯間ケアの重要性:歯ブラシだけではなかなか歯の間に詰まったものや汚れは取れません。歯間ブラシやフロスを使って、歯と歯の間の汚れをしっかりと取り除くようにしましょう。

④口臭予防:口臭が気になる場合は、うがい薬や舌ブラシを使用して口の中を清潔に保つことが大切です。

朝の口腔ケアは、日々の生活の中で習慣化することで、口の中の健康を維持し、全身の健康にもつながります。また、歯科医院での定期的な検診やクリーニングを受けることも口腔ケアの一環として大切です。

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